大阪の審美歯科で歯をセラミックにする値段

大阪の審美歯科で歯をセラミックにする値段について調べたことを書きます。

審美歯科で前歯を白くする値段

前歯が黒ずんでしまう、テトラサイクリン変色歯という症状があります。
歯の形成期(12歳ごろまで)に、テトラサイクリン系の抗生物質を服用したことが原因です。
この抗生物質は、広い範囲の感染症に有効で安価なため、現在でも使用されることがあります。
薬を服用した時期や分量によって、着色する歯や変色の度合いは異なります。
いずれにせよ、歯の内側の象牙質が変色するため、簡単には白くできないとされています。
審美歯科でテトラサイクリンの前歯を治療するには、いくつかの方法があります。

ウォーキングブリーチは、前歯の神経を抜いて、その穴にホワイトニング剤を注入する方法です。
保険は利きませんが、値段は1本あたり1~2万円です。
しかし健康な歯の神経を抜く必要があり、一部の審美歯科でしか行なわれていません。

ホワイトニングは薬を塗ってから、各種の光を照射する方法です。
1本あたり千円~3千円ほどで、値段にかなりの開きがあります。
これは症状が軽い場合にしか使えません。

マニキュアは歯の表面を削らずに、樹脂を塗りつける方法です。
1本あたり数千円~2万円ほどで、高いほど白くて長持ちします。
といっても、長くて数年しか持ちません。また技術力の差が出やすいと言われています。

マニキュアに類似したものに、コンポジットベニア(ホワイトスカルプチャー)があります。
これは高分子樹脂を成型して「付け歯」を作り、前歯に貼り付ける方法です。
1本3万円~5万円ほどで、一部の審美歯科で扱っています。
日常生活で外れることはありませんが、やはり寿命は5年程度です。

歯の表面を削り、そこに樹脂を塗って固めていくのがダイレクトボンディングです。
こちらをコンポジットレジンベニアという場合もあります。
1本5万円~10万円ほどで、やはり審美歯科の技術力が鍵になります。

歯の表面を削って、セラミックの付け歯を貼るのがラミネートベニアです。
1本あたり10万円~20万円ほどになります。
耐久力はありますが割れることもあり、歯科医の腕によって差が出ます。